2008年2月20日 (水)

『生きていることを楽しんで』

『ターシャ・テューダーの言葉 特別編 生きていることを楽しんで』(ターシャ・テューダー メディア・ファクトリー)を読みました。

ターシャ書き下ろしの珠玉の言葉とともに、手作りの人形やぬいぐるみ、丹精されたお庭がリチャード・W・ブラウン氏の写真で紹介されています。

  最初から恵まれすぎているより、足りないくらいのほうが、

  人生からより多くの喜びを引き出せる、ということもあります。

  成功する可能性はだれにでもあるの。

  ただ、必要な努力をするかしないかではないかしら。

     *     *     *     *     *   

  楽しい子ども時代を過ごしたと思ったら、

  親はわかっているだろうと思わず、その感謝の気持ちを、

  何らかの形で、親に伝えてあげてほしいですね。

     *     *     *     *     *

  母は、画家としての腕を磨くために、

  わたしをたびたび、親戚や友人に預けなければなりませんでした。

  でも、わたしは両親を崇拝していたので、

  それを不満に思ったことは一度もありませんでした。

  母もたいへんだったのです。

     *     *     *     *     *

  わたしは、いらいらしたり欲求不満だったりしても、

  それを外に出してはいけない、

  無関係な人に八つ当たりしてはいけない、

  としつけられました。

     *     *     *     *     *

  わたしはいつも生活全体を見るようにしていたので、

  小さいことにこだわってぐずぐずすることはなかったわ。

  絵を描くのに飽きたり疲れたりしたら、

  庭の様子を見に外へ出たり、子どもと特別なことをして気分転換をし、

  また仕事に戻るようにしていました。

心に残る言葉がたくさんあります。

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2008年2月18日 (月)

男っぽい?

今日、久しぶりに会って話をした友人(と言っても、80歳を越えた人生の大先輩ですが、関係的には友人です~。)から、なにげなく言われたひとことがありました。

「Mutukoさんは、男っぽいところがあるから。」

ふだん、男っぽいと言われることはあまりないのですが、自分では、性格やものの考え方がかなり男っぽいという自覚がありました。

さすがは人生の大先輩です~。

以前に『話を聞かない男、地図を読めない女』という本がベストセラーになりましたが、その中に、男脳か女脳かを判定するテストがあったことを思い出しました。

やってみたところ、私の脳は、女脳の領域の中でも限りなく中性に近い結果が出たので、予想どおり。

古いタイプの男だな~とふだんから思っていた九州男児の夫は、やはり典型的な男脳でした(笑)。

占いもいいですが、このテストはよくできているので、興味のある方はぜひやってみてください。流行遅れの本での紹介ですみません。

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2008年2月17日 (日)

最近読んだ本から

ドールハウスの制作に入ると、本を読むことがむずかしくなります。小説が特に読めません。

単に読む時間がなくなるだけでなく、自分の作品世界を作り上げることに夢中になると、他の物語世界を楽しむ余裕がなくなるのかも、とふと思いました。

そういうときには、ちょっとした心得を説いた本や実用書なんかを読みます。

最近読んだのは、この2冊です。

『女性の品格』 坂東真理子(PHP新書)

昨年のベストセラーでした。

「最近の女性は品格がなくなってきたから、昔の女性に学ぼう。」的な本かと思って敬遠していたのですが、そうではありませんでした。

女性の社会進出が当たり前になった現代において、女性が男性化するのではなく、「よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい。」という、古さと新しさの両方を兼ね備えた内容で、勉強になりました。

特に共感した部分は、どんな立場の相手に対しても、礼をつくしてていねいに接するといったことでしょうか。

『原稿用紙10枚を書く力』 斎藤 孝(大和文庫)

TVでもおなじみ、『声に出して読みたい日本語』の著者でもある斎藤先生の本。

「どうすれば長い文章をまとまった形で書けるようになるか。」という、文章トレーニングの方法が書かれています。

トレーニングの具体的な方法については、読んだ私だけの秘密として(笑)、わかりやすい言葉を使って、短い文で言いきる著者自身の文体に、非常に生命力を感じました。さすが文章のプロ、大いに学びたいと思いました。

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2007年12月13日 (木)

『間宮兄弟』

最近ずーっと本を読んでいませんでした。

本当は、「いつも本を手放せない」とか「読みかけの本がないと寂しい」みたいな生活がしたいのですが。

私の場合、今の趣味を全部やめれば、そっちに切り替えられるかな・・・・。

というわけで、友達から借りた本を久しぶりに読みました。

今までの江國香織さんとは少しちがうテイストで面白かったです。でも、やはり彼女らしい透明感や、どことなく悲しい感じが残っていて、いい小説でした。

江國さんはどうしてこんなに普通の男の人の気持ちがわかるんだろう・・・・。

兄弟のなんでもない日常が描かれた文章に、なんともいえない心地よさがあります。こんな兄弟が本当にいそうな気がしてしまいます。

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2007年10月18日 (木)

「叙情の復権」

今日付けの読売新聞(朝刊)に、うれしい記事を発見しました。

「叙情の復権」88歳の決意

  季刊誌創刊 やなせたかしさん責任編集

漫画「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんが責任編集を務める季刊誌『詩とファンタジー』(かまくら春秋社)が、19日創刊される。やなせさんが携わってきたメルヘン詩をひろめる活動に、清水哲男、三木卓の両氏をはじめ第一線の詩人が刊行委員として協力。殺伐とした現代に「叙情の復権」を目指すユニークな試みとなりそうだ。

私の中で、やなせたかしさんは「アンパンマン」の作者というより、詩人であり、『詩とメルヘン』の編集者というイメージのほうがずっと強いのです。

『詩とメルヘン』は、1973年から30年にわたってサンリオから出版されていた雑誌です。投稿詩にひとつひとつイラストが添えられて、絵本のような、ファンタジックで心温まる感じが大好きでした。高校生の頃、兄からこんな雑誌があることを教えてもらい、その後何年も購読しました。大学で児童文学を専攻するきっかけになった本のひとつでもありました。

休刊になった後も復刻を願う声が多くあり、今回の運びとなったようです。

記事の中からもう少し紹介します。

重視したいのは、「叙情詩を中心に、イラストもグロテスクな絵をのせない」ということ。「詩とメルヘン」の創刊も、戦後の現代詩は難解で、自分が子供時代に愛唱した島崎藤村や西條八十のような気軽に口ずさめる詩が少ないとの思いからだった。やさしい絵にこだわるのも最近の漫画の暴力的な描写が子供たちの精神をむしばんでいるのではとの危惧を持つからだ。

「甘いとバカにされるかもしれないが、きれいな水の一滴を濁った水の中にそそぐのは必要だと思う」

同誌はA4判、100ページ。創刊号特別価格800円(税抜き)

お問い合わせは、かまくら春秋社 Tel.0467-25-2864  へ

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2007年8月19日 (日)

遺伝か環境か

特集~「親子は似る」のウソホント~にひかれて、久しぶりに育児雑誌を買ってしまいました。最近は小学生の親対象の育児雑誌が増えましたね~。うちはもうちょっと遅いかも、と思いつつ読んでみました。

巻頭から50ページぐらい割いて、子どもの性格や体格、学力などが、どのぐらい遺伝と環境とに左右されるかが書かれています。

たとえば・・・・

身長は骨の成長に性ホルモンが作用するため、同性の親との相関が深く、体重は食べ物や生活習慣に左右されやすいので、母親との相関が深い、とか。

運動は、「運動の覚えやすさ」が遺伝するので、少しの練習でできるようになる子と、たくさんの練習が必要になる子とがいる。しかし、運動を覚える力は、反復練習で進化する、とか。

子どもの成績を左右するのは、親の経済力×生活の質

「生活の質」というのは大事でしょうね~。

特にこれからの時代、塾に通わせて勉強さえさせとけばいいわけではないと。

家庭の文化的環境が、社会で必要とされる力を育てるのだそうです。

これからの時代に必要な3つの”C”

CREATIVTY・・・・新しいものを生み出す創造力

COMMUNICATION・・・・相手が何を求めているかを察知する能力

COOL・・・・美的センス、感性

(このCOOLが問題だ~、と、うちの息子たちは言ってますが。笑)

親子で美術館や博物館に行ったり、コンサートを楽しんだり。そういうことを日頃するのがいいそうです。

わが家の場合、カルチャー好きの私はいろいろと出かけているのですが、子どもと一緒に、というのがなかなか実現しません。

何も言わずについてきてくれた幼児や小学校低学年の頃は、よく連れて行ってましたが、高学年以上になると「お母さん、行ってくれば」ってなっちゃうんですよね~。

今は次男と映画に行くぐらいかな。

なので、せめて、自分が観たり聴いたりしてきたことを、できるだけ家族に話すようにしています。「ふ~ん」って受け流されますが、頭の片隅にでも置いておいてくれれば・・・・。

それから、やる気のもとである「ドーパミン」が出るのが大事だそうです。

自分に得があるから勉強するのではなく、知らないことがわかるようになる、その楽しさで意欲が出るといいですよね~。

それには、親があまり「計算高く」ならないほうがいいそうです(笑)。

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2007年7月13日 (金)

『13歳のハローワーク』

今日は次男の14回目のお誕生日です。

中学生になってからは、バースデープレゼントはお小遣いがいいみたいですが、今回はそれとは別に本をあげました。

村上 龍がこの本を出したときから、自分の子どもが13歳に近い年齢になったらぜひ読ませたいと思っていましたが、長男は私がぼけーっとしているうちに、さっさと進路を決めてしまったので、次男のために買いました。でも、それでも1年遅れ(笑)。

帯にはこう書いてあります。

<いい学校を出て、いい会社に入れば安心>という時代は終わりました。

好きで好きでしょうがないことを職業として考えてみませんか?

作れば売れるという高度経済成長の時代は終わり、会社の終身雇用制も崩れつつあるのに、日本人の意識はそのときのまま。成功体験だけに、よけいに頭を切り替えにくい、と村上氏は書いています。

そこで、子どもから大人へ、将来のことを考える重要な時期である13歳をターゲットに、「好き」をキーワードに514種の職業をわかりやすく紹介してあります。

全部を読むのはたいへんなので、目次に書いてある職種にざっと目を通し、興味のある職業だけを拾い読み。

楽しみなのは合間にはさんである村上氏のエッセイです。

たとえば、この本の挿絵を描いている、はまのゆかさん(20歳そこそこの無名時代に村上氏に見出されたイラストレーターだそうです)ついて。

あるとき、同席していた編集者が、はまのさんは村上さんに発見されて幸運だったね、と言ったことがある。それは違う、と私は反論した。わたしに絵はがきを手渡して、それをわたしがちゃんと見ても、これはダメだと思ったら仕事を依頼したりはしない。運ではないのだ。今回もはまのさんはタイトなスケジュールのなか、絵筆を持ちすぎて指を腫らしながら、たくさんの絵を描いた。1年は8760時間だが、はまのさんはたぶん6000時間ぐらい絵を描いたりスケッチを描いたりしているのではないだろうか。(「1年に6000時間」より)

それから、「何も好きなことがないとがっかりした子のための特別編」が用意されているのもありがたい(笑)。

そのなかの、ふつう「いけないこと」とされている「エッチなことが好き」な場合・・・・

エッチなことが単に好きというだけでなく、非常にものすごくエッチなことが好きな子は、家でのコミュニケーションがうまくいかなくて、心が傷ついているという場合が多い。(中略)ある意味で、人間関係やコミュニケーションといったことに敏感な子が多い。まず、この本の「心のことを考えるのが好き」という項目を読んでみてほしい。

エッチなことが好きだからと、風俗で働く、つまりからだを売るという選択肢も確かにある。この社会には、多くの風俗の仕事がある。だが、風俗の仕事はリスクが大きい。実際に危険なこともあるし、病気の危険もあるし、年を取るとできなくなるという欠点もある。だが、もっとも大きいリスクは、充実感や達成感を持つことがむずかしいということだ。自分もなかなかなやるなと思ったり、自分も捨てたものではないと思える、それが仕事の重要なところなのだが、からだを売るというビジネスでそういった充実感、自信、誇り、達成感を持つことは非常にむずかしい。

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2006年12月12日 (火)

のだめ豪華CD

『のだめカンタービレ』のドラマを観ていると、いいクラシック曲が次々流れてきて嬉しい~。

ベートーベンのスプリングソナタとか、モーツァルトのオーボエ協奏曲とか、毎回1曲がストーリーとともにクローズアップされています。

昨日はのだめがチャレンジしているピアノコンクールの曲が主でしたが、いい曲~!と思ったのが、シューベルトのピアノソナタ第16番でした。シューベルトは即興曲を2、3曲弾いたことがあるだけなので、このソナタのさわりだけでも弾いてみたいなぁ~。むずかしいかな?

ところで、『のだめ・・・』に出てくるクラシック曲をまとめて収録した8枚組の豪華CDが発売されます。『のだめカンタービレ ベスト100』

完全生産限定版(7,800円)は明日、通常版(4,800円)は来年の元旦の予定です。

このCDのいい点は、ドラマでは一部の楽章しか使われていなくても、CDには全楽章収録されているところ。例えば、ベートーベンのピアノソナタ『悲壮』、ドラマでは第2楽章の冒頭が出ただけですが、CDには第1~第3楽章まできちんと収録されています。

演奏者が詳しくわからないのが残念ですが、「国内外の著名アーティスト」ということで。ドラマでの演奏が見事なので、CDも期待を裏切らないのではないでしょうか。CD8枚で4,800円はとってもお得かも~。

詳しい情報はこちらで

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=13515

(このブログはアフィリエイトではありません。)

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2006年12月 4日 (月)

『ピアノの森』

少し前から気になっていて、読んでみたい漫画があります。

『ピアノの森』(一色まこと)という、モーニングに掲載されている漫画。小さな男の子がピアノのコンクールに挑戦したりするお話らしくて、何かの本に「音の聞こえそうな漫画」として、『のだめ・・・』と並んで紹介されていたのでした。

読んだことがある方がいらっしゃったら、感想をお聞かせくださいませんか。

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2006年10月13日 (金)

ノーベル文学賞・・・・?

村上春樹氏がノーベル文学賞の候補にあがっていて、昨晩8時に発表があるとのことだったので、ちょっとファンの私はドキドキして待っていましたが・・・・。

選ばれたのは、オルハン・パムク氏(54歳)というトルコの作家でした。

でも、その間私が考えていたのは、「もし選ばれたら、図書館にある村上氏の本が全部貸し出し中になって、自由に読めなくなっちゃうかも~。」な~んて、自分勝手なことでした(笑)。

ところで秋の夜長、最近よく聴いているのは、ベートーベンのピアノ三重奏が3曲(「大公」「街の歌」「幽霊」)入ったCDです。聴き始めたきっかけは、この中の「大公トリオ」が、先ごろ読んだ『海辺のカフカ』という村上春樹の小説の中にくり返し登場するので、どんな曲か聴いてみたいと思ったことなんですが。気品高い感じが大好きになりました。

また、ピアノ三重奏の3つの楽器(ピアノ、バイオリン、チェロ)は、フォルムが美しいので、いつかこれらを使ったドールハウスを作れたらいいな、と思っています。

映画やTVドラマ、小説、絵画etc.いろいろなことに興味があるのですが、それらは連想ゲーム的に連なっていることが多くて、また、そこから得たイマジネーションが、ドールハウスの創作のヒントになったりします。

人間の思考のパターンって、何を見てもひとつのことに集約して考える「集中思考型」と、何かひとつのことを見ると、それに関連していろんなことを思いつく「拡散思考型」との二つがあると以前に聞いたことがあります。

たぶん日常生活では、誰もが、その二つの思考パターンを、時と場合に応じて使い分けているんでしょうけど、気の多いB型の私は、だんぜん拡散思考の割合が多いかな、と思う今日この頃・・・・。

これを読んでいるあなたは、どちらの思考パターンが優勢ですか?

・・・・て、ノーベル文学賞から話がずいぶん飛んでしまいました~。

B型の拡散思考的な人間ゆえ、お許しくださいね~。

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