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2008年2月28日 (木)

『ロートレック展』

開館記念特別展「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」

六本木 東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催中の展覧会に行ってきました。

ロートレック展は、もうずいぶん昔、大学卒業間際に行くつもりが、風邪をひいて行けなかった思い出があり、今回やっとその思いがかないました。

予想以上の人出にびっくり。

版画(リトグラフ、木版)、ポスター、油彩画、挿絵、素描などをあわせて250点と、作品の数もすごく多かったのですが、みなさん熱心に鑑賞されていて、本当に絵画好きの方が来られている印象でした。

ロートレックは、南フランスの名門伯爵家に生まれながら、生まれつきの骨の病気と二度の骨折で、足の成長が止まってしまうという不運に見舞われました。

貴族社会から遠ざかって、若い頃から、ダンスホールや劇場、娼館などに入り浸るようになり、そこで暮らすダンサーや娼婦などの姿をたくさん描いています。

買ってきたポストカードから

←「ディヴァン・ジャポネ」

ロートレックと聞いてまっ先に浮かぶのが、このポスターです。(手ぶれしててすみません。)

←「赤毛の女<身づくろい>」

ダンサーたちは、他の客には決して見せることのない「素」の姿を、ロートレックにだけは見せていたようです。

油彩画は、華やかな舞台とはうらはらの彼女たちの内面が表現されたものが多いです。

キャンパスではなく厚紙を使って、薄めた油絵の具で描かれているので、油絵特有の厚ぼったさがありません。

本物はどれも、茶封筒のような茶色い紙に描かれているのに、ふだん目にする印刷物(ポストカードやポスターなど)はすべて地が白なのに驚きました。これななぜなんでしょう。

←スタンラン「シャ・ノワール」

ロートレックと交流のあった画家、スタンランの作品も展示されていました。

ちょうど今制作中のドールハウスに、スタンランの絵を飾りたいと思っていたので、偶然本物を観ることができて感激。

「ベルエポック」と呼ばれた当時の古き良きパリの雰囲気を、全体から感じ取ることができ、すごくいい展覧会でした。

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