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2007年7月 2日 (月)

『モネ大回顧展』

学生時代から好きだったモネの大規模な展覧会が開かれると知ったのは、今年の元旦の読売新聞でした。

期間中に3回ぐらい行こうと楽しみにしていたのに、予定が立てこんでなかなか行けず。遂に最終日に駆け込みとなってしまいました。

しかも、今日は次男が風邪で学校を休むと言う。「よりによって、なんでこんなときに~。」子どもってだいたいこんなもんですよね(笑)。

朝から置いていくのはしのびないので、お昼ごはんを一緒に食べて、午後から急いで六本木まで出かけました。午後3時、会場入り口は10分待ちの予告。たいしたことなくてよかった~と思いましたが、実際に入ってみると、たくさんのお客様!入場制限、ちょっと甘いかな。

モネの絵ばかり97点、すごく見ごたえがありました~。ふつう、何十点と銘打っていても、素描(デッサン)や習作がかなり含まれているものですが、今回のは正味、油彩画ばかり97点でしたから。

過去の展覧会で観たことのあるものもありましたが、画集で知っているだけで本物は初めて観るものが大半で、感激、夢心地。

一番よかったことは、「ルーアン大聖堂」や「積みわら」、セーヌ川やテムズ河の風景、「睡蓮」など有名な連作が、どれも2点から3点同時に並べて観られたことです。

モネは同じ場所にカンヴァスを据えて、天気や時間で移り変わる風景を何点もの連作で表現したことで知られていますが、展覧会で並べて展示することを想定して描かれたにもかかわらず、今では散らばって所蔵されているため、なかなか一緒に観ることができないのです。(たいてい、過去の展覧会では単品でした。)

作品の数だけでなく、その大きさにも驚きました。晩年の作品になるに従って、カンヴァスがどんどん大きくなっていくのです。自然をカンヴァスに移し変えようとするとき、どれだけ広くても足りない、そんな思いだったと、何かで読んだことがありますが。自身の体力と気力の全てを絵に注ぎ込んだ、その情熱に飲み込まれそうでした。

購入したポストカードから、数点紹介します。

「庭のカミーユ・モネと子ども」

モネの絵にくり返し登場する妻カミーユと息子ジャン。大好きな作品ですが、自分の子どもは二人ともじっとしていないタイプだったので、「あり得ない!」と思ってしまいます。

「かささぎ」

雪に反射する光がまぶしくて、本物のようです。当時の西洋絵画では、雪は邪魔ものとされ、描かれることがほとんどなかったそうです。光に着目したモネならではの作品。

「サン=ラザール駅」

汽車の絵がなぜか好き。モネが本当に描きたかったのは、駅舎でもなく汽車でもなく、もうもうとたちのぼる煙だった!駅長に掛け合って、汽車を止めさせて描いたというエピソードがあります。

「セーヌ川の朝」

印刷物ではなかなか伝わらないと思いますが、朝もやの美しさにぼーっとなってしまいました。

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