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2007年6月28日 (木)

ビューティフル・ネーム

タイトルを見て、ゴダイゴの歌を思い浮かべた人・・・・仲間ですね~。相当古いです(笑)。

1979年「国際児童年」のテーマ曲でした。それは私がちょうど大学に入学した年で、しかも「児童文化学科」という学科(大学改変で今はありませんが)だったので、児童教育学の試験でこんな問題が出されたのを覚えています。

「Every child has a beautiful name(子どもは誰もみな、素敵な名前を持っている)とはどういうことですか?

そのときどういう回答を書いたのかは忘れてしまいましたが。

名前は自己を他者から区別するもので、人権や人格とイコールなものと考えてよいのではないかと思います。結局、ひとりひとりの人権や人格を尊重しましょう、ということではないかと思うのです。

そういう意味で、名前って大事ですよね。

そして、人が自分をどう呼ぶかという「呼び名」も私はとても気になります。

呼び名って、自分と相手が親しいのかそうでないのか、あるいは目上なのか目下なのか、そういう関係性と深く関わってくるものだから。ときには、相手が自分のことをどう思っているかが、非常に簡潔に表現されちゃったりもするので、見過ごすことができません。

たいていは○○さんと名字で呼ばれることが多いですね。そして、ネットの知り合いからはMutukoさんとHNで(単に本名の下の名前なんですけど)。

職業柄、「先生」と呼ばれることもありますが、この呼び名はとっても不思議です。

「先生」というのは敬称なのに、「先生はね」と本人が使う場合がある。敬称を本人が使うというのは、他にはない特異な呼び名だ。 と何かで読んだことがあります。

そういえば、ピアノ教室の生徒(主に子ども)相手に、自分のことを「先生」と呼んでいました。(大人相手にはさすがに使いませんでしたが。)今から思えば、「私」で十分なのにね。

職業を尋ねられて、「私は何々の先生です。」と答える人は、悪いけど優秀な先生に思えないです。「何々の教師です。」または「教員」「講師」「インストラクター」適切な呼び名が他にあるでしょう。「教授」と自分で言うのはどうなんでしょう。役職だからOK?う~ん、わかりません。

相手を持ち上げるときに、先生でもない人を「センセー!!」と読んだりします。「社長!!」というのと同じ。これ、イヤラシイですね。自分は絶対言いません(笑)。

私は、生徒から「先生」と呼ばれるほかに、ネットの一部のドールハウス仲間から「センセー」とか「せんせ」とか呼ばれて(書かれて)います。生徒以外の人からそう呼ばれるのは、お尻がこそばゆくてあまり好きではないのですが。でも、これは、教えたがりの私の性格のせいで、いわば「身から出たサビ」のようなもの。仕方ないかな~。

「先生」についての話が長くなりましたが。

ドールハウス教室の生徒さんで、うんと年配の方がひとりいらして、その方が私のことを「あなた」と呼ばれます。実は今はそれがすごく気になっています。そして、他の人に私のことを言うときには「この人」。

他人が「あなた」と呼ぶときって、「あなたね~」とか何か非難めいた感じがするんですよね~。だから居心地がよくないの。お高くとまっているつもりはないんですけどね。

先生と呼ばなくていいから、せめて「○○さん」と名字で呼んでくれないかな~。

・・・・って、ここでぐちぐち書いてても仕方ないから、ご本人にお願いしてみようかな~。勇気がいるな~。

でもね、たぶん敬意をはらうに値しないんでしょうね、私。

・・・・・・・・・・・・・・・ま、いいけどね。

私はもともと、人と人とのあいだに上下関係を作るのが好きじゃないのです。

天は人の上に人を作らず。人の下に人を作らず。

この言葉、大好きです。福沢諭吉(先生と呼びたい。笑)

だから、必要以上に持ち上げられたり、逆にさげすまれたりするのは大嫌い。偉そうにするのも、偉そうにされるのもイヤ。

実際の自分より大きく見せようとするのは疲れるし、逆に謙遜しすぎるのも、実は嫌い。

私は私、等身大の私を見てよ、といつも思っています。

・・・・・・・・・・・

というわけなんで、そこんとこ、ヨロシク~。

・・・・・・・・・・

ここまで書いたところで、子どもの時のあだ名を思い出してしまいました。

Mutukoだから「おムツ」

これってずいぶんでしょう。そして、たまたま隣の席だった男の子が「カバ」っていうあだ名だったもんで、セットで「おムツカバー」って呼ばれてました。え~ん。

イジメよね、これってイジメよね。昔の子どもって残酷だったのよ~。←今でもそれは変わらないかもしれないけど。

「なんでこんな名前を付けたの~?」って親に聞いたら、

「睦子の睦はね、人と仲良くするっていう意味なの。誰とでも仲良くできる子になってほしいと思って付けたのよ。」って、立派な答え。

自分が「おムツ」と呼ばれていることは、親には絶対言いませんでした。

(いじめられっ子は親には言わないのです。やっぱり)

そして、私は長いあいだ自分の名前が大嫌いでした。こんな名前を付けた親をちょっと恨めしく思っていました。

でも、ちがうのよ。恨むべきは親ではなく、あだ名を付けたクラスメイトでしょう。

・・・・・と今ならわかります。

というわけで、私にこんなビューティフル・ネームを付けてくれた親への感謝をこめて、HNは単純ですけどMutukoなんです。

そこんとこ、ヨロシク~。

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コメント

なかなか難しいですよね・・・、「○○さん」と呼んで欲しいと生徒さんに言うのは・・・。私もインストラクターの仕事上、先生と呼ばれるのは当たり前になってるのですが(大学で教えてる場合はまさに「先生」と学生は呼びますので・・・)、市関連のパソコン講座では、ほぼ全員といっていいほど、生徒さんは私より年上の方ばかりです。べつに先生と呼ばなくても「○○さん」でもいいですが、やはり中には「あんた」とか(「あなた」よりニュアンス悪いですか?)「ちょっと」とか呼ぶ方もいます。質問するときは、まるでどこかの店員か何かにしゃべってるのかと思うほど「私はあんたのお客様」みたいな感じで質問する方もいます。(別に敬語使えとは言いませんが、聞き方ってありますよねぇ・・・)。こういう話し方というか、しゃべり方を聞くと、少なくとも私より人生経験は豊富で、世間というものを渡ってきた方々なので、もう少し回りの状況とか雰囲気を察知してもいいんじゃないか?と思ってしまうのは私だけでしょうか・・・。ま、年齢から言えば私が年下なのでそういう話し方でも問題ないと言われればそうなんですが。

睦子さんの睦っていう字、失礼ながらうちのワンコにも使わせてもらってます。三女の睦(むつみ)なんですが、他の子と仲良くするようにと思って睦と付けましたが、これが皮肉なことにいじめられっ子で、いつも兄妹にガウガウいじめられてます。最近は少したくましく抵抗するようになりましたが、やっぱり最後にはひっくり返されて降参してます(T_T)。なので、ついついエコヒイキして
睦ばっかりかまって、みんなの嫉妬をまた買ってしまうという・・・。がんばれ~むつみ~。

投稿: Flawrence | 2007年6月30日 (土) 14時58分

Flawrenceさんへ

お~、やっぱり同じような経験をされているのですね~。
「あんた」とか「ちょっと」はひどいですね。まだ「あなた」はましなほう?(笑)

押し花インストラクターの研修では、「生徒が先生を敬い、先生の言う通りにするという時代は終わりました。今は、先生はサービス業。生徒さんはお客様と思って接してください。」と言われています。
それは了解してるんですけどね。

むつみさんというワンコタンがいるのですか。
聞いただけで愛しくなってしまいます(笑)。
ほんと、いじめに負けずにがんばってほしいわ~。

投稿: Mutuko | 2007年7月 1日 (日) 01時19分

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