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2007年6月21日 (木)

自己実現

フジTVの朝の番組『とくダネ!』に、ママさんブラスバンドで活動している友達(クラリネット奏者)が出演すると聞き、放送日だった昨日、楽しく見させてもらいました。

今、ちょっとしたママさんブラスブームが起こっていて、各地にバンドができているそうです。

学生時代に部活でおぼえた楽器を、再び演奏したいと集まったママたち。その活動の様子が画面に映し出されます。

泣く子をひざにだっこしながらフルートを吹くママ、赤ちゃんを背中におんぶしたままトランペットを吹くママ、よちよち歩きながら譜面台を倒してしまう1歳児・・・・練習風景はおもちゃ箱をひっくり返したような混乱ですが、当のママたちは、生き生きと本当に楽しそうです。

「子育て中でも、自分のやりたいことをあきらめたくないから。」「ひとりでやるんじゃなくて、みんなでひとつのことをやる、その高揚感がたまらない。」と話されていました。

私も、子どもが小さかった頃の自分を思い出し、ジーンときてしまいました。

長男が生まれて5ヶ月ぐらい経った頃からベビー服を縫い始めて、洋裁がすっかり趣味となり、(その頃はまだ押し花もドールハウスもやっていませんでした。)子どもが寝たときを見計らってはミシンを動かしていました。加えて、長男が5歳、次男が2歳になってからは、自宅でピアノ教室の仕事も再開しました。

時間帯が合わないため保育所は利用せず、レッスンのあいだは、別室で生徒さんのお母様に子どもの面倒を見てもらっていました。そばにいられる安心感はありましたが、仕事中も子どもの声が聞こえるため、仕事と子育ての両方をいっぺんにしている感じで、てんやわんやでした。

子育てに趣味に仕事にと充実した毎日でしたが、子どものことに専念できない自分に、罪悪感を感じていたことも事実。「自分のことは、子どもがもう少し大きくなってからでもいいのに。」そう思っているのに、待てない自分が嫌いでした。

でも、あるときから、こんなふうに思うことにしたのです。

「育児と家事で手いっぱいで、他のことは何もできないの。」というお母様と同じく、私は「自分のことをしていないと、育児も家事も手につかないの。」と。変われない自分をこれでよしとする。自分で自分を認めてあげることも大事だと思って。

私が子育てしていた時代よりも、今は自分のことに一生懸命なお母さんも増えたような気がします。

そして、この番組のように、子育て中も自己実現しようとするママたちを「素敵!」と言ってくれる人たちがいると、うれしいですね。

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