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2006年8月23日 (水)

至福のとき

025774440000_1小さい頃から、伝統工芸の職人さんや画家や彫刻家など、「モノ作りをする人」に憧れていて、今、その夢は一応叶ったのかもしれませんが。

一方で「専業主婦。趣味は読書です。」みたいな生活にも、実はすごく憧れているのですよ~。

でも、これが簡単に実現しそうでいて、私の場合、なかなか実現しない。なぜかというと、いったんドールハウスを作り始めると、完成するまで没頭してしまい、他のことがいっさいできなくなってしまうから。完成したら、またすぐ次の作品にとりかかってしまうし。

そこで、今日は珍しく家族が皆用事で出かけてしまったので、もうひとつの夢を実現すべく、ほぼ1日を読書に費やしました~。まさに「至福のとき」。

読んだのは、梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』(新潮社)

長編ですが、半分ほど読んでいたので、最後まで読むことができました。

亡くなった叔母から譲り受けた「ぬか床」から、透明な男の子やヒステリックな女の人が生まれ出てくるお話・・・・。SFとかミステリーじゃなくて、大人のファンタジーともちょっと違うかな。途中から交互に別の話が挿入されていて、昔読んだ村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を思い出しました。ある世界の終焉と新しい生命の誕生という深いテーマを扱っていて、少しむずかしいので、読み終わったすぐには消化できそうにないのですが。

『沼地・・・』の本を貸してくれた友達は梨木さんのファンで、以前にも『からくりからくさ』を勧めてくれたのですが、その主人公が私と重なると言うのです。自分ではよくわからないのですが、梨木さんの本を読んでいると、考え方に共感できる部分が多いのは確かです。

梨木さんの小説のように、ゆっくりと、温かく、そしてていねいに生きていきたい・・・・そんな風に思える今日の一日でした。

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